Jan 17, 2011
カードローン融資時の金利に注意しよう
カードローン会社を選ぶ時には金利が低いところを選択するのが一般的だそうです。各カードローン会社は借入金額に応じて金利が設定されています。金利は償還時に加えて支払わなければいけない金額なりますので、できるだけ金利が低い会社を選択することで、返済額の負担を軽減することができます。融資の際には返済も考えましょう。社会人と、懸命に働いて、ゴールドカードを持つことができるようにしたいと希望を胸に社会人生活をスタートする新入社員も少なくないでしょう。最近では、新たな社会人にも気軽にゴールドカードを持つことができた。ゴールドカードを持っている状態を感じ、働く意欲が増進し、良い効果をもたらしています。
世界150を超える国々で医薬品事業を手掛け、日本市場においても50年以上にわたり、さまざまな疾患領域で事業を展開しているファイザー。同社のビジネスを医療現場で支えているのが、MR(Medical Representative:医療情報担当者)と呼ばれる社員だ。彼らの機動力と生産性の向上が、同社のビジネスを大きく左右すると言っても過言ではない。そうした中、ファイザーが注力しているのが、スマートフォンの活用だ。多忙な医師や薬剤師からのメールによる問い合わせに迅速に対応するとともに、各地にいるMR社員どうしの情報共有レベルを高めていくという狙いがそこにある。
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スマートフォンは“生モノ”
「トレンド」とその時の「最適解」を見極める
米国に本社を構えるファイザーは、早い段階からスマートフォン導入に積極的だった。
iPhoneが発売される以前(2007年初頭)からグローバルでWindows Mobileの導入を検討し、2008年初頭には国内でもWindows Mobileの大規模導入の検討を開始している。そして2009年3月、ファイザーは国内で活動するMR社員向けにマイクロソフトのWindows Mobileを搭載したスマートフォン「Softbank X05HT」を約3,000台導入した。
しかし、その2年後となる2011年3月、同社は早くも“第2世代スマートフォン”として「iPhone 4」への切り替えを実施。従来からのMR社員に加えて本社スタッフも配布対象とし、トータル約4,800台へと規模を拡大した運用を開始した。
一般的なIT投資の考え方からすれば、このような短期間でのプラットフォームの大幅な方向転換は、あまり歓迎されないだろう。しかし、スマートフォンの黎明期といえる激動の中では、むしろ変わり身の早さこそが求められる。ファイザー・ホールディングズ ビジネステクノロジー プライマリー・ケアBTグループで統括部長を務める岡崎昌雄氏は、「スマートフォンは、生モノなのです」と語る。
機種変更した直接的な理由は、第1世代で導入したX05HTの2年間の契約期間が終了に近づいたからだという。しかし、それよりも決定的な理由は、「iPhoneやAndroid端末といった新たなモバイル・デバイスの台頭で、スマートフォンの勢力図やロードマップが様変わりしてきたため」と説明する。
「Windows Mobileを搭載したデバイスの選択肢が相対的に縮小していく一方で、コンシューマー向けデバイスのラインナップや機能は拡充しています。そうした中で高まっていったユーザーの要求水準に応えるためには、最新のトレンドを取り入れるのが最善と判断しました」(岡崎氏)
「MobileIron」との連携により
デバイス管理のインフラを構築
もっとも、ファイザーは第1世代で利用してきたWindows Mobileを全面否定するわけではない。インフラ構築・運用を担う立場からスマートフォン導入プロジェクトに関わってきたファイザー・ホールディングズ ビジネステクノロジー BTインフラストラクチャ・サービス・グループ担当課長を務める福崎巧氏は、当時の様子を次のように振り返る。
「第1世代ではWindows Mobileとともに同じマイクロソフト製品である『System Center Mobile Device Manager 2008(SCMDM)』を導入し、スマートフォンのデバイス管理を行ってきました。SCMDMは、Active Directoryと連携したユーザー認証やモバイルVPNなど、セキュアな通信をサポートする機能を備えており、ビジネス要件を知り尽くしたOSベンダーならではの非常に優れたシステムであったと、今でも思っています」
それでもファイザーを第2世代へと突き動かしたのは、スマートフォンをとりまく技術の、目を見張る進歩だったという。
タッチスクリーンや入力の快適性、レスポンスの速さ、電話としての操作性など、どの要素を取り上げても最新スマートフォンの性能向上は著しい。福崎氏も、「第1世代で多くのユーザーから不評をかっていた“もたつき感”はすっかり解消されています。しかもiPhone 4では、音声メモやGPS、3者対話、テレビ会議(Face Time)など、すでに広く流通している豊富なアプリケーションを自由に組み合わせ、簡単に活用できるのです」と語る。
ユーザー満足度の改善と生産性向上、グループコミュニケーションの活性化といった目標を達成していくうえで、iPhoneは他に代えがたいメリットがあったという。
そしてiPhoneへの切り替えに合わせてファイザーは、SCMDMに代わる新たなデバイス管理システムとして、モバイルアイアンの「MobileIron」を導入。第2世代スマートフォンの運用を支えるインフラを構築した。
複数の視点で課題を調査
成功のカギはフットワークの軽さ
とはいえiPhoneの導入で、これまでの課題がすべて解決されるわけではない。マルチベンダーのソリューションを組み合わせる今回のプロジェクトでは、Windows Mobileにはなかった、さまざまな課題に直面した。例えば、頻繁に発生するメールの文字化けや、同時接続数の増加とともに不安定になる動作などは、iPhone特有の、しかも深刻な課題だった。
岡崎氏は、「これらの課題をIT部門だけで解決しようとしても困難です」と語る。
こうした課題に対し、ファイザーではインフラ担当者やアプリケーション担当者、業務部門のパワーユーザー、米国本社のグローバルサービス部門、協力会社のソフトバンクやCSKなど、社内外からエキスパートを集めてプロジェクトチームを編成した。そして発生した課題の原因を広い知見から調査し、自らの判断で解決策を探るという方法を選択する。
「状況変化に対して決して受け身にならないフットワークの軽さこそが、今回のプロジェクトにおける最大のKSF(Key Success Factor:成功要因)であると自負しています」(岡崎氏)
スマートフォン導入・運用において
考慮すべき4つの「べからず」
約200台によるパイロット運用を経て、iPhone 4を用いたファイザーの第2世代スマートフォンシステムは、2011年3月に正式にサービス・インした。ユーザーからの評価は非常に良好で、「ユーザーからこんなに評判がよかったITプロジェクトは他にない」(福崎氏)と語る。
現在、多くの企業がスマートフォン導入を検討している。そしてファイザーにはその導入/運用のノウハウを学ぶべく、複数の企業から問い合わせがあるそうだ。しかし岡崎氏は、「スマートフォンに過度な期待を抱くと失敗します」とクギを刺す。
スマートフォンはアプリケーション次第でさまざまな使い方ができる。しかし、この“何でもできる”がアダになり、「生産性向上」「シームレスなコミュニケーションの実現」といったを導入本来の目的を見失いがちだという。岡崎氏はスマートフォン導入・運用に際には、下記のような4つの「べからず」を念頭に置く必要があると説く。
■PCと等しく考えるべからず
MR(他業種では営業職)にとってスマートフォンは、まず電話であるという基本を忘れてはならない。アプリケーション使用を優先し、肝心の電話使用に不便をきたすようでは本末転倒だ。
■あわてるべからず
導入当初から多様な機能をフル搭載すべきではない。多くのユーザーにとっては慣れと助走期間が必要である。
■つくるべからず
PC環境で行ったほうが便利な業務までモバイル化すべきではない。また、特定のデバイスやOSに依存したアプリケーションを独自開発するのは避ける。スマートフォンの世代交代のスピードは非常に速く、今作ったアプリケーションが将来も使えるとはかぎらない。また次世代のシステムでふたたびiPhoneを採用するかどうかもわからない。業務アプリケーションについても、できるだけWebベースでの運用を考える。
■放任するべからず
各自にある程度の裁量を持たせたユーザー主導の利用を基本とするが、一方でデバイス・マネジメントを確実に実行できる仕組みや利用上のルールを策定しておく。誰のデバイスに、どんなアプリケーションやデータが入っているのかを常に監視する。また「常に監視していること」をユーザーにも伝え「抑止力」とする。さらにJailbreakなどのポリシー違反も自動的に検知する仕組みを整えておく。
福崎氏は、「単に“実装可能だから”という理由でむやみに機能を盛り込むのではなく、それによって起こりうる弊害についても十分に配慮しておく必要があります」と語る。
ノートPCをはじめ、さまざなまタブレットPCなどのモバイル・デバイスが登場し、利用面における境界は曖昧になった。しかし、その特性を見誤ると、思わぬ落とし穴がある。福崎氏は「それぞれのデバイスの特性を理解し、棲み分けを考えておかないと、結局誰も使えないツールになり、無駄な投資を重ねることになってしまいます」と忠告する。
岡崎氏も、「例えばスマートフォンを使ってお客様にプレゼンテーションを行っている最中に、別のお客様から電話がかかってきたらどうなるでしょうか。各デバイスの特性を理解し、どのような役割を担うのかを考え、どのように活用させるのかという位置づけを明確にして取り組むことが最も重要なのです」と力説する。
スマートフォンの導入に先行して取り組んできたファイザーがたどりついたこの考え方は、多くの企業にとっても貴重なアドバイスとなるだろう。なお、「第三世代のスマートフォン導入計画」については、「プラットフォームや機種はまったく白紙の状態。その時のトレンドを見極めて検討します」(岡崎氏)とのことだ。
(小山健治/ライター)
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